ウラシマ・エフェクト

竜宮から帰って驚いたこと。雑感、雑想、雑記。

レシピ

ラム酒でつくる〈グロク〉と〈ヤーガーテー〉

photo by Maximalfocus ラム酒が、大陸ヨーロッパの内陸部で何世紀も愛飲されている──というと、奇妙に聞こえるかもしれない。 ラムは廃糖蜜から作られ、その原料となるサトウキビは暖かい地方でのみ栽培が可能なのだから。日本では沖縄地方が産地として知ら…

クリスマスには鯉(2)

クリスマスは、異教の冬至の祭りに由来する。ジェイムズ・フレイザーなどを読むと、そういうことが延々と論証されている。のち、それをキリスト教会が採り込んだものであると。 中部ヨーロッパにおいて、クリスマス・ディナーのさいに鯉をたべる慣らいがある…

アリヲリ食めり。ニンニク泥棒とニラハウスの夏。

photo by Carissa Gan 「ペペロンチーノ」と呼ぶのが一般的だと思っていたけれど、「アリオリ」という造語をつかっているレシピ本があったから、そこから拝借した。アリオリのほうがいい。語呂がいい。 いずれにせよ略記しないと、長すぎる──アッリォ、オー…

馬鈴薯の味わい

photo by Rita E 新じゃがのおいしい季節である。 ここ数年のお気に入りは、青椒土豆絲(チンジャオトゥードウスー)。細く切った薯をしばらく水に晒しておくのは、不可欠の工程である。たっぷりの豚脂か鶏油で炒めて、唐辛子と鶏がらスープの素をもちいるの…

病に効くスープとは

身内が入院することになり、欧州と日本を往来する生活にはいった頃の話である。当時「手術後に咀嚼できぬ者が、栄養を摂って次の手術に備えなければならない」という難問が持ち上がった。何年も経ったいま現在でこそ、大手食品メイカーの多くが嚥下食と呼ば…

火焔菜とモッツァレッラ

モッツァレッラをおいしくいただくには、カプレーゼがいちばんだけど、いかんせん冬のトマトは最高とはいいがたい。アルプス以北では、ちょうどビーツ(火焔菜)が旬だから、これがいい。 女優、クリスティアーネ・ブラマーの動画をみつけた。 www.muenchen.…