2019-02-04 またブログを始めてみた。 気がついたら、人生がはんぶん過ぎてしまっていた。あるいは、もう終わりかけているようだ── お伽話「浦島太郎」への、もっとも深い共感は、けっきょくそこにゆきあたるだろう。 いっぽうで、竜宮城からもどった浦島は、あたらしいテクノロジーや社会の変化を、衝撃とともにながめたのではないか。口をあんぐり開けて、すっかり変わってしまったふるさとの様子を、呆けたように。 だが、ひょっとしたら、すぐに気をとりなおして、強烈な好奇心と新鮮な驚きをつねにかんじながら、愉しく余生を生きたかもしれない──